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2015年06月15日

肝炎抑制効果に期待…福井市の板垣だいこん






肝炎抑制効果に期待…福井市の板垣だいこん


2015年06月15日 09時56分

福井市の伝統野菜「板垣だいこん」について、肝臓への脂肪蓄積や炎症を抑制する効果が期待できるとする研究を福井県立大の高橋正和准教授(食品機能学)のグループがまとめた。

 高橋准教授は「おろしそばへの利用など販路拡大に役立てられれば」としている。

 板垣だいこんは、同市板垣地区で明治末期頃から栽培されてきた。毎年10〜11月頃に収穫される。細身で辛みが強く、歯切れもいいため、主に漬物などに利用されている。

 高橋准教授は、生活習慣病や非アルコール性の脂肪肝疾患などを研究しており、ワサビなどにも多く含まれ、肝臓への脂肪蓄積を抑制する辛み成分「イソチオシアネート類」に着目。大根の抽出液1グラムあたりの含有量は、通常の大根の約50倍に達することを確認した。

 活性化されると炎症を引き起こす原因にもなる白血球の一種「マクロファージ」の抑制効果が期待できることも分かった。マウスに2週間、脂肪分の多い餌を与える実験では、イソチオシアネート類を注射で投与したマウスの肝臓に脂肪が付くのを抑えられたという。

 マウスやヒトへの経口投与による実験はまだ行っていないため、今後も詳細な検討が必要としながらも、高橋准教授は「健康食材としてPRする際の科学的根拠となり、普及拡大につなげていってほしい」としている。

 また、カブなど、板垣だいこんと同じアブラナ科に属する県内産の伝統野菜についても、「同様の効果が期待できる可能性もあり、ブランド力を高める一助となれれば」と話している。(井上敬雄)
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2015年06月14日

認知症患者「迷子」2割、最近1年間で経験






認知症患者「迷子」2割、最近1年間で経験

2015年06月14日 12時12分

 もの忘れ外来などを受診した認知症患者の約2割が、最近1年以内に行方不明(迷子)になった経験があるとの調査結果を東京医大病院の高齢診療科の研究チームがまとめた。

 14日に横浜市で開かれる日本老年医学会で発表する。

 調査は、昨年7〜9月に同病院高齢診療科のもの忘れ外来などを受診した患者579人(56〜97歳)を介護している家族らにアンケート形式で実施。有効回答を得た521人のうち、105人(20%)が、「1年以内に行方不明になったことがある」と回答した。

 このうち、警察に保護されたのは37人。21人は年に3回以上の行方不明を経験していた。発見時に外傷や体の不調が起きていたのは11人で、脳挫傷など、重症は3人だった。
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2015年06月13日

ダイコン「太らせる遺伝子」発見…東京農大など






ダイコン「太らせる遺伝子」発見…東京農大など

2015年06月13日 00時45分

 東京農業大学バイオセラピー学科(神奈川県厚木市船子)の三井裕樹准教授(33)と種苗会社などの研究グループが、ダイコンの全ゲノム配列の解明と遺伝子情報データベースの構築に成功し、ダイコンを太らせる遺伝子を発見した。

 品種改良への応用が期待できる研究成果で、三井准教授は「量産化などにつなげ、ダイコンが幅広く使われる和食文化にも貢献できれば」と話している。

 アブラナ科の一年草であるダイコンは世界中で栽培され、特に日本では古くから生産が盛ん。和食にも幅広く取り入れられているが、分子遺伝子学研究はあまり進んでいなかった。箱根駅伝の沿道応援などで披露する「大根踊り」で有名な東京農大でもこれまで、研究は限定的だったという。

 三井准教授は京都大大学院で、全国の海岸に生育する野生ダイコンを専門に研究していた。4年前、東京農大の先端研究プロジェクトに応募し、「ダイコンの肥大化に作用する遺伝子の研究」が採用された。

 以来、最もポピュラーな品種・青首ダイコンを調べ上げ、約6万5000個の遺伝子を見つけ出してデータベース化。ダイコンが徐々に均一に太っていくのではなく、発芽後7〜90日に20回、「肥大スイッチ」が入るタイミングがあることも突き止めた。

 このデータベースを活用した解析で、肥大スイッチを作動させる「SUS1」という酵素遺伝子や、辛味を作る遺伝子を特定した。

 「色や形、栄養素などに作用する遺伝子も将来的には解明できる」と三井准教授。ダイコンと同じアブラナ科のカブやワサビ、キャベツ、ブロッコリーなどにも応用していけるという。

 研究成果は日本時間9日、英国の科学雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に掲載され、東京農大のホームページでも紹介されている。(中村良平)
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