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2015年06月09日

日経サイエンス 2009年7月28日






惑星観のコペルニクス的転回

掲載日:2009年7月28日

進化は人間の成長によく例えられる。太陽は黄色っぽい光を発する恒星で、働き盛りの壮年期にあたる。老年期になると、赤い色の巨大な星(赤色巨星)になり、その後、外層部からガスが流出して地球くらいの大きさの高密度星、白色矮星になる。白色矮星はいわば星の“亡きがら”だ。太陽よりかなり重い恒星では、赤色巨星になった後、大爆発を起こし、その中心部には白色矮星よりももっと小さな超高密度の星、中性子星ができる。

長い間、私たちは確たる論拠はないものの、惑星系は太陽のような壮年期の星が持つものだと考えてきた。星が老年期に入って赤色巨星から白色矮星になったり、大爆発を起こすなど周辺環境が激変すれば、惑星系は失われてしまうと思われていた。また、壮年期になるまで成長できなかった星(木星よりはかなり重いが、太陽ほどの重さはなく、核融合反応で自ら明るく輝くようにはならなかった星)、褐色矮星についても、惑星系の存在はあまり考えられていなかった。

しかし、近年の天文観測の進展でそうした考えは誤りで、白色矮星も中性子星も褐色矮星も惑星系を持つことがわかってきた。宇宙の中で、惑星系はそれほど特別な存在ではなさそうだ。
posted by gensou-choumazin at 14:00| Comment(0) | 最新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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