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2017年10月14日

うつや不安症、強迫性障害やADHDなどの精神疾患と仕事中毒は関連性あり(ノルウェー研究)






うつや不安症、強迫性障害やADHDなどの精神疾患と仕事中毒は関連性あり(ノルウェー研究)

 ノルウェーの大規模な研究調査によって、仕事中毒(ワーカホリック)は注意欠陥過活動性障害(ADHD)、強迫性障害(OCD)、不安障害、うつ病などと連動して起こることがわかった。

 

 ノルウェー、ベルゲン大学の研究者たちが、1万6426人の仕事に就いている成人を対象に、ワーカホリックと精神疾患との関連を調査した。

 同大精神科学科のセシリー・ショー・アンドリーセンによると、ワーカホリックの人は、そうでない人よりも、精神疾患の症状を示す割合が高いという。研究によると、さまざまな精神疾患を抱える人の中でワーカホリックの人の割合は以下のようになるという。

・ADHDの32.7%(非ワーカホリックは12.7%)
・OCDの25.6%(非ワーカホリックは8.7%)
・不安障害の33.8%(非ワーカホリックは11.9%)
・うつ病の8.9%(非ワーカホリックは2.6%)

 異常なほど仕事を抱えてしまう人は、もしかしたら根深い精神や感情の問題を抱えているのかもしれない。

どっちが先かはまだわからない
だが、遺伝子的な脆弱性や精神障害が重なってワーカホリックが起こるのか、逆にワーカホリックが原因で精神障害を引き起こしているのか、どちらが先かははっきりわからないため、仕事中毒的な行動と関係する神経生物学的な偏差をさらに調査することが重要だという。

ワーカホリックの診断基準

 ワーカホリックには、7つの診断基準がある。研究者たちは、この7つの基準を使って、ワーカホリックと非ワーカホリックの間の線引きをする。

ワーカホリックチェックテスト

 以下の項目について当てはまるレベルを、1(まったく当てはまらない)、2(ほとんど当てはまらない)、3(当てはまる時もある)、4(たびたび当てはまる)、5(いつも当てはまる)までランク分けしてみよう。自分がワーカホリックかどうかわかるはずだ。

・もっと仕事をするための時間をいかに捻出できるかを考える。
・当初の予定よりも、仕事をしている時間が長引く。
・罪悪感、不安感、無力感、落ち込んだ感情をまぎらわすために仕事をする。
・いつも人から仕事量を減らすよう言われているが、聞く耳をもたない。
・仕事を妨げられるとストレスを感じるようになった。
・仕事優先で、趣味、余暇、運動は後回しにしている。
・仕事のしすぎで、健康に悪影響が出ている。

 4つ以上の項目で、4(たびたび)や5(いつも)のスコアがあるならば、それは立派なワーカホリックだ。突出性、気分の変化、葛藤、耐性、禁断症状、再発という、従来の中毒症状と同じように、ワーカホリックも扱われている。

 この結果ノルウェーでは、仕事に就いている人の7.8%が、正式なワーカホリックとして分類されるという。

via:eurekalert・mentalflossなど・translated konohazuku / edited by parumo

日本で調査を行ったらもっと多くの人がワーカホリックとして判定されそうな気配だ。

 ということでアンケートだ。
 大変申し訳ないがニート系列の方の参加はご辞退いただいちゃいたい。
posted by gensou-choumazin at 10:38| Comment(0) | 心理学・メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月12日

創造性と精神疾患に関連性。創造性豊かな人ほど精神に異常をきたしやすい傾向(スウェーデン研究)






創造性と精神疾患に関連性。創造性豊かな人ほど精神に異常をきたしやすい傾向(スウェーデン研究)

高名な芸術家の一部は波乱万丈な人生を送っており、精神障害に悩まされていたという話はよく耳にするが、傑出した特定の芸術家だけでなく、創造性が豊かな人ほど、双極性障害や統合失調症などの精神疾患を患いやすい傾向にあるということがわかったそうだ。また、その親族も精神疾患を抱えている可能性が高いという。

 スウェーデン・カロリンスカ研究所のシモン・クヤガ氏の研究チームは、約120万人に及ぶ精神科患者とその親族を調査した。統合失調症、双極性障害、うつ病やADHD、不安症候群に至るまで様々な精神疾患の患者が対象となった。

 その結果、作家や写真家、ダンサーなど、クリエイティブな分野で活動している人は、双極性障害を発症する可能性が8%ほど高いことが明らかになった。この傾向は特に作家に顕著で、一般よりも121%高く、自殺率も50%ほど高かったという。

 それだけではない。クリエイティブな職業の人々は、自分たちだけでなく、親戚にも統合失調症、双極性障害、食欲不振および自閉症などを抱えている可能性が高いこともわかった。


エドヴァルド・ムンクは、極端な才能と苦痛の間を常に彷徨っていた

 これは特に注目に値する点である。以前から、創造性と精神疾患が同居して遺伝するのではないかと指摘されてきたからである。有名な例でいえば、物理学者アインシュタインの息子や小説家ジョイスの娘は、統合失調症だった。

 そしてこの説はハンガリー・センメルベイス大学の精神科医ケリ・サボルチュ氏によって裏付けられた。サボルチュ氏が、128人の被験者を対象に「創造性テスト」を実施、その後に血液検査を行ったところ、創造性豊かな被験者は精神疾患に関連する遺伝子を保有している”という研究結果がでたという。


アメリカ人アーティスト、ジャクソン・ポロックは、うつ病やアルコール依存症に苦しんでいた。

 創造性と精神疾患に関連性があることは明らかになりつつある。では、いったいどんなメカニズムが身体に働いているのだろうか?

 オーストリア・グラーツ大学の神経科学者アンドレアス・フィンク氏らは、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)を使って統合失調症傾向の患者とクリエイティブな仕事をしている人の平常時の脳と思考中の脳の画像を撮影した。


強迫性障害に苦しんでいたミケランジェロ

 その結果、重い統合失調症傾向を患っている人と創造性豊かな人の脳内いづれも、思考中であっても注意と集中にかかわる部位とされる楔前部(けつぜんぶ)が活動を続けていたという。一般的には、複雑な課題に取り組むと、楔前部の活動が低下し、集中することを助けると考えられている。

 これは脳が、大量の情報を取り込む一方で、雑音となる情報を排除できないということを意味する。つまり、脳のフィルターが機能していないようなのだ。


 米国の認知学者スコット・バリー・カウフマン氏は一連の研究成果を受けてこう分析する。「大量の情報が入ってきて収拾がつかなくなり、脳内では奇抜な関連づけがなされる。すると、時として、創造的なアイデアに結びつくのではないか?」と。

 苦痛からとてつもない芸術作品が生まれる場合もある。だが、創造的な人が全員、精神的な疾患を抱えているということではない。

 スウェーデン・カロリンスカ研究所のクヤガ氏によれば、一部のダンサー、映画監督やビジュアル・アーティストなどは、一般の人よりも精神的な疾患を示すことは少なかったという。
posted by gensou-choumazin at 16:33| Comment(0) | 心理学・メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月13日

信用できない人を見分ける5つの方法






信用できない人を見分ける5つの方法

 昔から、信頼できる人が欲しいなら、まずは人を信頼することだと言われてきた。確かにその通りなのだが、こっぴどく裏切られることもある。

 実は不誠実な人物には特有のサインがあるそうだ。アメリカの起業家、トーマス・カルロプロス氏が、長年の経験から信頼できない人を見分ける方法を伝授してくれた。

信頼が人間関係を築き上げる

 心理学者によると、私たちが一番最初に発達させる感情的な絆が「信頼感」なのだそうだ。生まれてすぐに私たちは、混沌とした世界を解釈する確実な方法を与えてくれる一貫したパターンを求め始める。これは快適さや親しみやすさの基盤になるだけではない。ずっと深くに根付いた、プログラムされた生存メカニズムなのである。

 信頼感は最も初期の人間関係を築き上げ、私たちはこの形成期間において生き残るために信頼を活用する方法を学ぶ。

 その点を鑑みれば、こうした信頼の大切さを裏打ちし、信頼を育む方法を教えてくれる価値観がいかにして形成されるのか、簡単に分かるだろう。


信頼は持ちつ持たれつ。

 ただし誰の信頼にも利己的な側面がある。それは相互に恩恵を受けることができる限りにおいて構わない。

 しかし小さい頃に他人は信頼できないと学んでしまうと、あなたは信頼の価値を疑うようになる。また自分が信頼に値する人間でないならば、他人もまたそうだということになる。

 信頼は心に織り込まれたもので、変えることが非常に難しい。有り体に言うと、人は信頼できる人間と、信頼できない人間に分けられる。彼らが良い人間か悪い人間かということではない。ただ、その相手の発言や約束を信頼できるかどうかという問題だ。


一方的に利用してこようとする人には要注意

 もちろん、誰だってたまには嘘を吐く。あるいは事実を誇張してみたり、都合の悪いことを忘れたりということもある。

 だが問題はそういったことではない。危険なのは、他人に対する影響を考慮することなく、信頼を真実を自分の都合の良いようにねじ曲げるための道具とみなしている人と付き合うことになった場合だ。


信頼できない人間を変えることは難しい

 先に進む前に、1つ忠告しておきたい。病的なまでに信頼できない人間を立ち直らせようとしても徒労に終わるだけだ。

 幼い頃の形成期間において、彼らの現実を認識する方法がそのように形作られてしまっているのだ。タチが悪いことに、そうした人間は信頼できないだけでなく、自分を信じるよう仕向けてくる。

 その一方で、自分は他人のことを一切信頼していない。つまり、彼らは他人に危害を加えるが、最終的には墓穴を掘っている。だからこそ、不誠実であれば長期的には自業自得という結果をもたらす。

 では、そうした信頼できない人間を見分ける5つのサインをお教えしよう。通常はこうしたサインが2、3組み合わさっている。こうした兆候があれば、その相手を信じないことだ。

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信頼できない人を見抜く5つの方法

1. 自分自身に嘘を吐く

 信頼できない人間の最も特徴的な行動の1つが、自分自身の見方が現実にそぐわないことだ。本人の行動や振る舞いの実際の影響から切り離されているかのような人間を見たら、それは彼らが現実よりも自分の欲求に一致するような認識を作り出そうとしているサインだ。

 例えば、非常に大胆で傍若無人な人間が、自身のことを調和を求める静かな人間だと評していたら、それが赤信号である。


2. 自分の振る舞いをまったく筋違いな相手に投影する

 信頼できない人は驚くほど一貫して他人の行為を非難する。しかも、その行為は実際には自分が行なっていたり、考えていたりするものなのだ。

 これは人間関係のカウンセラーの間では古典的とも言える事例である。例えばこんな風だ。マリーはジャックが転職しようとしていると非難している。ジャックは現在の職場に完全に満足しているわけではないが、転職しようとまでは考えていないし、そうした様子を見せたこともない。ジャックはいつまでも続くマリーの非難にウンザリ。

 さあ、本当は誰が転職したがっているのだろうか? むろん、マリーだ。まったく身に覚えのないようなことでいつも非難してくるような人がいれば、その人は自分の不誠実な行為をあなたに投影している可能性が高い。これも警鐘だ。


3. 秘密をバラす

 子供の頃、秘密を守ると約束したのにそれをバラして、「だってバラしたのは僕だけじゃないよ」などと言い訳したことは誰にでもあるだろう。しかし、それを大人になってもやっていたのでは困りものだ。

 秘密は神聖な絆である。そうした秘密をバラしてしまうような相手とは金輪際付き合わないことだ。そうした人物は、秘密を教えてもらった相手に対する敬意よりも他人にいい顔をしたいという欲求の方が強いのである。

 ところで、こうした人物を見分けることは簡単だ。その人は他人から打ち明けられた秘密をバラしたくて仕方がないのだからあなたにも他人の秘密をバラしてくるだろう。ゆえにあなたの秘密も簡単にバラしてしまうのだ。


4. 共感を示さない

 これは信頼できない人物ほぼ全員の特徴だ。彼らは他人に対して与えた損害や迷惑を自己正当化してしまう。

 これは5つのサインの中でも最も危険なものだ。さらに悪いことに、そうした人は自分の行為に気がついていないか、己の目的に都合の良いようにだけ共感する。

 こうした兆候がないか知るには、その人の他人に対する態度や人付き合いを観察してみることだ。例えば、ウェイターや警備員といった、自分にとってそれほど利益にならない人たちへの態度を見てみるといい。その人に共感する心があるかどうかすぐに分かる。


5. 気まぐれで、意思決定に一貫性がない

 信頼が生まれてすぐの人間関係の中で育まれることはすでに述べた。この期間に信頼が育まれなかった場合、不安定で、猜疑心に満ち、一貫性に欠ける人格が一生涯に渡って形成されてしまう。

 信頼できない人物は必ずしも感情的に不安定なわけではないが、気分屋である可能性は非常に高い。それは彼らが約束をすると、すぐに後悔して、撤回しようとするからだ。

 彼らが意思決定の理由を確信していることはない。また外部の要件にいともたやすく影響されてしまう。すぐに考えを翻すような人物がいれば、気をつけた方がいい。そうした人間の気分をつなぎ留めておくことはできない。

信頼できない人間が悪人とは限らない

 
 ただし、こうした5つのサインがあるからといって、その人物が悪人であるというわけではない。なので良識のある懐深い人なら、悪い部分を直してあげようと考えるかもしれない。

 だがそれは非常に困難で、セラピストの資格を持っている専門家でない限り、その人のために何年も費やすことになる。

 また、人は誰でもたまにはここで挙げた行動を見せることもある。それは正常なものだ。だが、こうしたサインが2、3いつも見られるようならば、本当に信頼していい人物なのか良く考える必要があるという。
posted by gensou-choumazin at 10:31| Comment(0) | 心理学・メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする