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2017年04月10日

軍学






軍学

軍学(ぐんがく)とは、用兵・戦術など、兵法に関する学問のことである。その研究者を軍学者と呼ぶ。

軍学と軍事学・軍事評論の違い

軍学は中国では古代に、ヨーロッパでは16世紀に、そして日本でも室町時代末期から江戸時代初期にかけ学問として体系化された歴史の古い学問である。
日本の江戸時代における軍学は、戦が無くなった平和な時代において、軍事的な知識を絶やさず継承するという目的を持つ学問であり、実戦にフィードバックされる機会はほとんど無かった。近世軍学においては天文学も重視されていた[1]。
近代に入ってからは軍事についての専門的な学問は「軍事学」と体系付けられたが、現代において「軍学者」を自称する兵頭二十八は、軍事(に限らずあらゆる分野)の問題について、解決のための論理を正しくあらしめるためには、軍事的(ないし当該分野の)専門知識だけでは全く不充分で、世界や社会・人間についての有り様を総体的にとらえた上で思考せねば単純で身近な軍事的問題の解も求め得ないとの立場から、スペシャリストとして軍事の評論をする「軍事評論」や軍事の研究をする「軍事学」を専門とせず、ゼネラリストの学問としての「軍学」の確立に尽力している[2]。
兵頭は、日本には太古の昔から「他人を理屈でもって公然と批判する」[3]文化は存在せず、フランスにおいて社会的地位を確立した「評論家」という存在は、日本ではおしなべてその紹介者である小林秀雄の系譜・ないし亜流に属すると唱え、それとは全く異なる日本独自の評論活動の系譜として山鹿素行、由井正雪らを挙げ、それらと基本構造を同じくするものとしての「兵頭流軍学」を体系化している。
タグ:軍学
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2015年06月10日

兵学






兵学

兵学(へいがく)とは軍事や国防、特に近世以降、近代以前の日本における戦略や戦術などの用兵を研究する学問を言うことが多かった。軍事学とその内容を厳密に区別して使われることはあまりない。

軍事に関する事柄、すなわち戦争、軍事力、戦略、戦術、統率などの諸研究を包括する学問。軍事学を参照。
特に日本において研究された戦略や戦術などの用兵に関する学問。以下に述べる。

内容

兵学はその学術的な内容と、技術的・実学的な内容から大きく二つにその内容が分類されることが多い。

学科(兵学)とは普遍的な原理原則に注目した理論的な内容であり、その戦略的、戦術的な運用についての研究である。
術科(兵術)とは軍事活動にかかわる様々な方法や要領についての実践的な知識を集積したものである。

タグ:兵学
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2015年06月07日

防衛学






防衛学

防衛学(ぼうえいがく、英: Defense Studies)は、軍事において特に防衛についての研究を行う学問である。防衛大学校でのみ講義が行われている。

定義

防衛学は広義には軍事学や兵学とほぼ同義であると考えられているが、狭義にはその研究領域を防衛活動、すなわち防衛力の造成、また防衛力による抑止活動、排除活動などに関する事柄に収める社会科学である。

防衛学における防衛とは侵略への反応であり、安全保障の手段である。また防衛力は軍事力を中核に多様な要素から構成される総合的な防衛能力を指し、軍事学での概念と微妙に異なる。その内容は大まかに指揮統率、戦史(防衛史)などを含めた一般防衛学の部分、訓練運用に関する部分、軍事科学・軍事技術に関する部分の三つに分けることができる。

またその作戦領域から陸上防衛学、海上防衛学、航空防衛学とも系統化される。

概説

防衛学は国家の防衛について研究する学問である。防衛を達成するためにまず必要なものは防衛力である。防衛力は防衛目標を達成するための能力であり、抑止力と排除力の二側面がある。防衛力に不可欠の中核的要素は軍隊であるが、民間防衛、社会的要素(人口、防衛意識)、経済力、政治的リーダーシップ、情報能力、地理的環境の八要素を含めた概念であり、これらは相互依存的な関係の中で軍備という防衛力の中核を支えていると考えられており、この防衛力を以って外敵の侵略を抑止、排除する。

防衛学において侵略は軍事的な定義と法的な定義があるが、防衛学における軍事的な定義としては軍事力を以って他国領土へ侵入(invasion)して攻撃(attack)することなどである。その手段は直接侵略と間接侵略に分類され、直接侵略は伝統的な軍事力を行使して作戦するものであり、間接侵略は防衛側の国家内の反政府勢力などを教唆、指導したうえで反乱、革命、クーデターなどによって軍事力を間接的に行使するものである。実際の侵略はこの二種類の手段を同時に使用する場合もある。

防衛は狭義には侵略に反応した排除活動であり、安全保障においては単独防衛、同盟、集団防衛、中立・相互不可侵に分類される。防衛学における防衛は軍事的な分類として、防衛線の位置によって前方防衛、国境防衛、国土防衛と分かれる。前方防衛とは国境よりも前方に進んで侵略する敵を排除する防衛方式であり、国境防衛は国境において侵略する敵を待ち受けてこれを排除する防衛方式であり、国土防衛は国境を越えて侵略する敵を排除する防衛方式である。 また敵の形態として内敵も存在する。内敵とは政府転覆などを目的として主に国内に拠点を持って活動する敵であり、外部侵略と内部侵略の方式がある。
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