特定の個人・団体・企業を誹謗中傷するコメントを見つけた場合、即刻削除させていただきます。ご了承ください。

2015年06月20日

IBM天才技術者が挑むメモリー






IBM天才技術者が挑むメモリー

掲載日:2009年8月21日

ハードディスクドライブ(HDD)という言葉はかなり知られるようになった。かつてはもっぱらパソコンの内部メモリーとして使われていたが、今やビデオカメラやビデオレコーダーでHDD内蔵をうたう製品が広く出回る。

HDDは高速回転する磁気ディスク上に磁気ヘッドを使ってデータを書き込み読み出す。大量のデータを電力なしで保存できるが、半導体メモリーより動作速度が遅い。高速回転するディスクに磁気ヘッドがぶつかって壊れる(クラッシュする)こともある。そこでHDDのように記憶保持に電源不要でありながら高速動作しクラッシュの恐れがない新型メモリーの開発に電機メーカーはしのぎを削っている。

そうした夢のメモリーの1つがレーストラックメモリー。極細ワイヤの磁化の形で情報を記録、その磁気の状態をワイヤ上で自由に移動させて、固定磁気ヘッドで読み取り書き込みをする。ヘッドもワイヤも動かないのでクラッシュの心配がなく動作も高速だ。

発明者は米IBMのパーキン氏。HDDの記録密度の飛躍的向上に道を開いた天才技術者で「フェロー」という同社技術職の最高ポストにある。その氏自ら、レーストラックメモリーの仕組みや魅力について解説している。
posted by gensou-choumazin at 11:06| Comment(0) | 日経サイエンス ハイライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月19日

猫はどこからやって来たのか






猫はどこからやって来たのか

掲載日:2009年8月18日

私たちが街中で見かける三毛猫やトラ猫などはいわゆる日本猫だ。ペットショップに行けば高価なペルシャネコやシャムネコなども見られる。世界で広く飼われてるは生物学上、すべてイエネコに分類される。イエネコは人間と切っても切れない動物だが、意外にも起源はよくわかっていなかった。

ネコを飼い始めたのは約4000年前、古代エジプト人だったというのが定説で、遺跡の壁画にネコが数多く描かれているだけでなく、神として崇められてもいた。しかし、それが種としてのイエネコの始まりかというとよくわからなかった。イエネコの祖先はヤマネコではないかと疑われていたものの、確かな証拠はなかった。

この記事の筆頭著者のドリスコル氏らはアフリカとユーラシアの各地にいる合計1000匹近いヤマネコとイエネコのDNAを解析、すべてのイエネコが中東にすむリビアヤマネコから進化したことを突き止めた。種としての起源は約1万年前までさかのぼることもわかった。地中海のキプロス島で約9500年前の墓から成人とネコが一緒に埋葬されているのが見つかったからだ。地中海のほとんどの島に野生のネコはいないので、地中海沿岸地方から人が運んできたことになる。
posted by gensou-choumazin at 18:38| Comment(0) | 日経サイエンス ハイライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月12日

石油の次はリン?






石油の次はリン?

掲載日:2009年8月10日

「窒素、リン酸、カリ」。試験勉強で、この言葉を一生懸命覚えた人が多いかもしれない。窒素とリン(リン酸)、カリウム(カリ)は肥料に欠かせない3要素だ。このうち窒素は空気中から無尽蔵に取り出すことができる。カリウムとリンは採掘しなければならないが、カリウムについては数百年分の埋蔵量が確認されているのに対し、リンについては、安く採掘できるリン鉱床は今世紀末には枯渇し始める恐れがあるという。大農業国でもある米国のリン資源は数十年内に尽きる可能性があるが、海外から輸入しようにも大量のリン資源を保有する国は限られ、戦略地政学的なリスクになる。
posted by gensou-choumazin at 14:28| Comment(0) | 日経サイエンス ハイライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする