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2017年11月01日

1クリックで犬と猫を殺処分から救おう!

 ペットブームでテレビ、インターネットなどで可愛いワンちゃんや猫ちゃんが毎日のように紹介される一方、保健所で殺処分されてしまうワンちゃん、猫ちゃんも大勢います。

そんな彼らを1クリックで救える方法があるのをご存じでしょうか?
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自分でお金を出さなくとも、ワンちゃん、猫ちゃんを救うことができるのは素晴らしいですね。
誰もが参加しやすい企画だと思います。

ワンちゃんや猫ちゃんを一匹でも多く殺処分から救いたい人は島忠ホームズに行こう!

※情報提供・株式会社島忠様、株式会社ユニ・チャーム様

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これはひどい。歴史に悪名を残した10の発明品






これはひどい。歴史に悪名を残した10の発明品


「必要は発明の母」という言葉がある。必要性、つまりニーズがあってそこから発想が生まれるわけだが、中には、作りたいからつくっちゃった的な発明品もある。発明するだけならまだしも、怪しいまま量産化され、それにより被害がもたらされたものもある。この中には、よく知られている物もあるし、幸運にもお蔵入りしてくれている物もある。それでは、今からひどい発明のトップ10をご覧に入れよう。読者の気分を害さない事を祈る。

10.車内自動痰壺 (発明者 ダン・エル・フェイン、アメリカ)


 そこまで痰が多く出る人が多いとは思えないわけだが、多分発明者自身がそうだったのだろう。フロントガラスのウォッシャー液のモーターに痰壺を備え付けるという、フェイン氏の想像力豊かな発想は、日の目を見ることはなかったようだ。ニーズがあるのかどうかを抜きにしても、彼の発明に付けられた値段は、実際の価値に見合わないほど高かった。


9. 命の代償を支払ったグライダー (発明者 オットー・リリエンタル、ドイツ)


 「グライダーの王様」と呼ばれていた発明家のオットー・リリエンタル氏は、数々のグライダーや飛行機のテストや開発を手掛けた事で有名である。リリエンタル氏は、アルプス山脈で様々なタイプのグライダーを試す為、早くからオーストリアに引っ越した。彼自身も参加した普仏戦争に実験を妨げられたものの、後にオーストリアに戻り、蒸気エンジンを組み立てるビジネスを立ち上げ、空を飛ぶ夢を追い続けた。

 年を重ねてからは、彼の最終傑作とも言える最後のグライダーの仕上げに力を注いだ。リリエンタル氏は、高さ17メートルの人工丘から飛び立とうと試みたが、機体に予期せぬ技術トラブルが発生し、真っ逆さまに墜落した。彼は背骨を損傷し、数日後にベルリンで亡くなった。彼は最期に「発明には多少の犠牲は払わなくてはならない」と語ったと言う。

 海外サイトでまとめられていたリストだったのでそのまま掲載したが、彼がこのリストに選ばれている理由は、彼の残した言葉とは裏腹に、その犠牲が”多少”ではなく”多大”なものだったからだろう。命まで落としてしまったのだから。前向きな努力と夢を追い続けたその姿勢は「悪名」ではないし、「ひどい」ものではない。むしろ称えられる業績である。

 一方ライト兄弟は、このリリエンタル氏の残した成果と肩を並べ、航空学の分野開発に大きな貢献をしたことで知られている。


8. 鳥を罠にかけ猫に生き餌を与える装置 (発明者 レオ・オー・ヴォルカー、アメリカ)


 この装置、こんなだが、一応は米国特許庁にも登録され、特許を取得している。鳥を罠にかけて捕まえたものが、そのままペットの猫の餌になるというものだ。餌にならなくとも鳥を猫のおもちゃとしてもお使いいただけるという。鳥好きにとっては殺意を覚える装置である。幸いにも量産されることはなかった。


7. ひげそり付き携帯電話 (発明者 モトローラ社、アメリカ)


 モトローラのひげそり付き携帯電話(モトレーザーとして知られている)は、その名前にそぐわず、ひげそりとしての機能を全く果たさなかった。マーケティングや、デザインなどに気を取られ、この道具を実際に試してみるのを忘れてしまったようである。

 商品化され市場に出回ってしまったら後の祭りだ。まったく剃れない!というクレームが相次ぎ、一旦製造が中止された。だがこの失敗をバネに、デイビット・ベッカムが熱を注いで後押しした商品「ロング・ザン758携帯剃刀」が、この偉大なるモトレーザーの後継ぎとなって世に登場し、若干ましな成果を上げた。若干だけど。


6.死のモーターローラースケート (発明者 不明、中国)


 中国で製造されヨーロッパやアメリカの路上や通販で販売されていたこのガソリンエンジンのローラースケート靴は、驚くほど高価では無いが、驚くほど危険な靴である。

 手で握るタイプの装置でエンジンを操作できるようになっていて、わずか20秒足らずで時速32キロまで加速する。スケート靴にはきちんとしたブレーキが付けられておらず、備え付けられた「緊急停止」ボタンで一瞬にしてローラーをロックする仕組みとなっていたため、ほぼ毎回、時速32キロから激しいクラッシュが繰り出される仕組みなのだ。


座席型燃料タンク (発明者 ケネス・イー・ブロック、アメリカ)


 貿易弁護士のブロック氏は、座席の形をした燃料タンクを作れば、飛行機はもっと長い飛行距離を稼げるのではないかと言うアイディアを抱いていた。この発想は、はじめは素晴らしいように思えたが、研究を進めるにつれ、この「座席型の燃料タンク」を搭載した飛行機の乗客は、ガスボンベに上下・前後を包囲された状態に晒されると言う問題点に気が付いた。

 機体の主要部位には、爆発防止やガス漏れ防止の為の十分な対策が取りづらく、このアイディアは次第に廃案となり、民間航空機はもっと安全で理にかなった方法で座席数を増やさなければならないという結果に達した。

 だがブロック氏はこのアイディアを諦めきれなかった。スポーツカーや他の乗り物でなら実現できるのではないかと考えたようだ。他の乗り物だったとしても、乗客が考えるのは同じ事である。「事故が起こったらどうする気だ?四方八方のタンクが爆発するんじゃないのか?」 ブロック氏はこの質問に答える事がついにはできず、座席型燃料タンクの夢は潰えた。


4.笑顔センサー (発明者 京急電鉄、日本)


 彼らの元気で、感じの良い笑顔に騙されてはいけない。京急電鉄の各駅で働く社員らは、恐らく、その笑顔とはかけ離れた心境にいることだろう。彼らにとってニコっと口角を上げる事は義務のようだ。彼らの笑顔はコンピューターにいつも監視されているのだ。

 当時は世界が注目するスマイルスキャンとして紹介されていたようだが、海外では義務的な笑顔という部分にとても違和感をもっており、人間の表情の自由を制約するものであるという見方が多いようだ。


3.染料だったはずが爆薬に (発明者 ジョセフ・ウィルブランド、ドイツ)


 ウィルブランド氏が、黄色い染料として、トリニトロトルエン(TNT)を開発したのは1863年のことである。それから約40年間、ただの黄色い染料として使用されていたこの物質は、1900年代の初めになり、科学者達によって爆発物としての性質を発見された。その後、トリニトロトルエンは研究・実験を経て、第一次世界大戦と第二次世界大戦において、実践で使用された。

 TNTは、建設(新しい建物を建てる為に古いビルを壊す際など)にも破壊(戦争やテロリズムなど)にも使われている。この発明がなぜこのトップ10にランクインしているのかと言うと、ウィルブランド氏の認識不足である。この染料に爆発性があることに気が付いていれば、ドイツの国旗を黄色く染めるというささやかな成功ではなく、当時、爆発物を仕入れるのに躍起になっていた世界中の軍事施設へ売りさばき、巨額の富を得ることができたのだから。


2.つわり薬・睡眠薬(サリドマイド) (発明者 グリューネンタール製薬会社)


 1944年につわり薬として開発されたサリドマイドは、「最高」の不眠症薬・咳止め・頭痛薬としても使用されていた。今では、世界史上最悪の製薬ミスとして知られている。1950年後半、数えきれないほどの妊婦にこの薬が処方されたが、後に生まれてきた2万人に及ぶ新生児の体には、深刻な身体障害が確認されたのだ。

 出産に深刻な悪影響を及ぼすことがわかっているにも関わらず、サリドマイドは、負の副作用が確認されていない霊長類やその他の毛皮に覆われた動物達に対して、いまだに使用されている。色々な表彰を受け、様々な分野でその効果を発揮したこの薬は、もともとはサリンガスの解毒剤として開発された。


1. .クロロフルオロカーボン(CFCs) (発明者 トマス・ミジリー、アメリカ)


 トマス・ミジリー氏は、もと機械技師で、ハイオク有鉛ガソリンやフロン(クロロフルオロカーボン)を開発した人物だ。しかしそれによって、地球の表面から酸素を取り除いてしまう「大気破壊」分子が急速に生成されるようになってしまった。

 当時、彼の発見は高く評価されていた。しかし、今となっては、酸素の核をクロロフルオロカーボンへと変化させるよう設計されたガソリンエンジンは、オゾン層の破壊に繋がる物質を吐き出す大きな原因と考えられている。

 自身の名前で多くの特許を取得しているトマス・ミジリーは、地球史上のどんな生物よりも、大気に大きな悪影響を与えた人物だと言われている。

via:.toptenz・原文翻訳:melondeau
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2017年10月31日

幻聴・幻覚、ハイになるなど。人間の脳に作用する10の外的刺激






幻聴・幻覚、ハイになるなど。人間の脳に作用する10の外的刺激

 幻覚を見たり、幻聴が聞こえたり、気分が高揚したり、集中力が高まったり、時に幽霊すら見えたり...

 日常の意識とはまるで違う世界を認識するのに、お酒や薬に頼る必要はない。ちょっとした外的要因により脳に暗示がかかってしまうという。ここではそんな10の現象についてみていこう。

10. インフラサウンドと幽霊の関係

 聞こえるはずのない音が聞こえた、あるいは見えるはずのないものが見えた、という証言が絶えない場所がある。

 そうした場合、人はそこが呪われていると噂する。が、ほぼ全てのケースで、詳細や構造に基本的に共通した部分がある。

 幽霊とされるものの目撃前やその最中、寒気や危機感を感じたという話も伝えられる。しばしば、それは同じ場所で繰り返し起こり、それが幽霊の証拠であるとされる。

 だが科学者は超自然的な力を借りずとも、こうした現象を論理的に説明できるかもしれないと考えている。

 犯人はインフラサウンドという音だ。これは人間の耳に聞こえる下限をわずかに下回るが、無意識下では脳によって認知されている。

 ホラー映画などに利用され、全員にではないが、確かに効果をあげてきた。幽霊で有名な場所の多くにはインフラサウンドが発生している。これが幻覚や闘争・逃走反応を作り出し、幽霊が現れたと思い込ませている可能性がある。


9. ランナーズハイは本当。依存性があり危険な場合も

  ランナーズハイという言葉を聞いたことがある人もいるだろう。そして、その高揚した状態について少々誇張されていると考えている人もいるかもしれない。

 だが、ランナーズハイは本当にある現象で、多くのランナーが依存症になっている。マラソン好きの多くのランナーが走った後で不思議な感覚と深い疲労感を報告している。これは通常の耐久力を超えて突き進ませる能力のようなもので、体が受けている苦痛やストレスから心が切り離されているのだ。

 ランナーズハイを味わった人からは、幽体離脱のような現象や多幸感が報告されている。まったく安全だという話もあるが、他の依存的感覚と同じく、危険なこともある。なぜなら一度これを味わったランナーの多くがもう一度体験したくなるからだ。しかしランナーズハイを味わうには、体を限界を超えて追い込まねばならない。


8. ブルーライトやレッドライトが気分に影響する


 色が人の心に与える影響についてはよく知られている。緑から紫まで、あらゆる色が精神に何らかの影響を与えるとする説もある。面白いことに、文化によって色の認識は様々であり、色の効果について普遍的な回答を得ることは難しい。

 だが一貫した結果が出るのは赤と青だ。ほとんどの場合、赤スペクトルは興奮を引き起こし、青スペクトルはそれを沈め、落ち着いた感覚を与える。

 しかし色が人間に与える効果を信じる人たちの間でさえ、意見の一致を見ないことが1つある。それは、実際の色よりも、色相や彩度の明るさのほうが大きな影響を与えているというものだ。これについて、今のところきちんとした説明はされていない。


7. 感覚遮断でありとあらゆる幻覚が見える


 幻覚というと、麻薬常用者や統合失調症の患者が見るものだと思うかもしれない。だが、健康な人にも簡単に幻覚を見せることができる。

 ケンブリッジ大学の研究では、被験者に光や音が遮断された部屋に15分間入ってもらうという実験をした。

 わずかな時間だが、光と音を完全に遮断することで、被験者をまるで麻薬でも投与したかのような幻覚状態にすることができる。

 幻覚が見えたという人、気分が滅入り、被害妄想を感じたという人、「部屋の中に邪悪な存在を感じた」と話す人など、様々な報告があった。

 驚いたことに、ある被験者は、そこでの経験を「重要」だったと話している。研究者の考えでは、脳が感覚的なフィードバックに慣れすぎているために、それが消えたとき、普段通り感じられるよう感覚的フィードバックを埋め合わせるのだという。


6. バイノーラルビートによる変性意識

 バイノーラルビート(左右の耳で周波数の異なる音を聞く)は、変性意識についての最も不思議かつ現代的な現象の1つである。これはiドージング(i-dosing)と呼ばれ、ヘッドフォンで単純な音波を聴いているだけで、人間の持つ様々な能力が向上するのだそうだ。

 中には幽体離脱したり明晰夢を見られるという人も。その根拠として引き合いに出される科学によると、それぞれの耳に異なる音が入ったとき、脳がそれをつなぎ合わせ、脳の両半球を同期するこうすることで、認知力や集中力など、本来持っている潜在能力が引き出されるのだとか。

 一種の幻聴であるが、バイノーラルビートの危険性を証明しようとした実験は、今のところ成果なしで終わっている。

 単なるプラセボ効果である可能性もあるが、多くの人がバイノーラルビートをリラクゼーションの手段として利用しており、効果が得られているということだ。


5. 卓球の球とホワイトノイズでトリップ

 幻覚体験を味わう最も変わった方法の1つが、ガンツフェルトマスクだ。これを使えば、かつてウォルフガング・メッツガーが理論化した視界を体験できる。心理学者のメッツガーによれば、特徴のない虚空(雪嵐など)を長時間見続けた場合、幻覚が見えてくる。ガンツフェルトとは、ドイツ語で全体野を意味する造語だ。

 やり方は、まず卓球の球を半分に割って、これで目を覆う。大切なのは特定のものは見えないが、光は通すようにすること。紙で代用することもできる。

 それからヘッドフォンを着け、ホワイトノイズを流す。これは周囲から余計な情報が入ってこないようにするためだ。7の感覚遮断に近い。


4. 就寝前と起床前には幻覚を見やすい


 いく度か触れたが、健康な人だって普通に幻覚を見ることがある。しかし、その引き金となる要因はそう頻繁には発生しない。

 一方、入眠時幻覚と覚醒時幻覚は非常に一般的で、ほぼすべての人が経験しているだろう。
 
 入眠時幻覚と覚醒時幻覚は、その名の通り、眠る際や目が覚める際に生じる幻覚だ。寝ぼけた状態は、夢と現実の間にある状態であり、脳はその区別ができないことがある。寝ている間の恐怖体験は、こうした心理学的現象が原因である可能性が高い。

 これを味わってみたいのならば、深い眠りについているときに無理やり起こされることがコツであるようだ。こうすることで、まだ夢を見ていると脳に勘違いをさせることができる。なお、しょっちゅう眠りを妨げられては健康に悪いので注意しよう。


3. 恐ろしいほど簡単に偽の記憶を植えつけることができる


 記憶は自分だけのものと考える人は多いだろう。自分が直接見聞きしたからこそ憶えているのだ、と。

 だが実のところ、記憶とは思っているよりも不安定なものだ。そもそも、記憶は私たちの認識や世界観に基づいて集められたもので、完全に正確なものではない。そのままを記録するビデオカメラではないのだ。

 さらに、出来事をきちんと記憶している人であっても、恐ろしいほど簡単に別の出来事が起きていた、あるいはやったはずのことをやらなかったと思い込ませることができる。

 犯罪心理学者のジュリア・ショーは、偽の記憶をいかに簡単に作り出せるか研究し、それが刑事裁判に与える影響を指摘した。

 彼女によると、犯罪の告訴理由から始まる裁判で、断片的に情報を与え、内容を繰り返し伝えるうちに、人は事実と事実でないことの区別がどんどん難しくなってしまうのだという。

 操作された人は、どれほど操作されているのか自覚できるが、それでも真実を認識することが難しくなる。精神的に参っている個人からあやふやな自供を引き出し、それを有罪にする刑事司法システムにおいて、その意味合いは甚大である。
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2017年10月23日

わかっちゃいるけどやめられない。細かいことが気になってイライラが止まらない。強迫性障害(OCD)という心の病






わかっちゃいるけどやめられない。細かいことが気になってイライラが止まらない。強迫性障害(OCD)という心の病

 思考とは不思議なものだ。会社に向かいながらふと、頭の中にコモドドラゴンが湧いてきたり、買い物中に「ここWIFI飛んでるなぁ〜」などと、お笑い芸人のネタを思い出したりする。 こうして時折、予想もしない考えに見舞われながらも、その考えはすっと消えていき、日常はいつも通りに続いてゆく。

 だがこれこそが正常な脳の働きなのである。そうでないのが強迫性障害(きょうはくせいしょうがい:OCD)の人々だ。

 強迫性障害は精神疾患の一種で、ある考えにとり憑かれ最後、その考えが頭から離れなくなる。無駄だとわかっていても何度も同じ行為を繰り返してしまう。その為、神経質とか完璧主義者などと言われることも。

 では、その患者は単なる神経質な完璧主義者なのだろうか?

 強迫性障害に関して詳しく紹介していた海外サイトがあったので見ていくことにしよう。

日常の生活に支障をきたす場合には強迫性障害の可能性が


  精神疾患としての強迫性障害と診断されるのは、その人が強迫観念や衝動強迫のために日常生活に支障をきたすような場合のみだ。

 強迫観念(きょうはくかんねん)とは、本人が不合理であると自覚しているが、取り除けない侵入性の思考や心配のことだ。また衝動強迫(しょうどうきょうはく)とはどうしても止められない儀式(心理学でいう病的に繰り返される行為のこと)のことだ。


強迫性障害だった発明家、ニコラ・テスラ

 期待されるようなイメージは大げさで、奇抜なものだが、実際の症状は少々退屈かもしれない。強迫性障害のエキセントリックなイメージが出来上がったのは、19世紀の発明家ニコラ・テスラのせいではなかろうか。



 彼は細菌、髪の毛、丸いものに強迫的な恐怖を感じていた。また建物に入る前にブロックの周りを3回回ったり、3の倍数のものを受け取ったりと、3に関連する奇抜な儀式を行っていた。誰もが特定の数字にこだわるわけではないが、細菌への恐怖から生皮が出るほど手を洗うなどの儀式は、強迫性障害の患者によく見られるものだ。


外からはわかりづらい純粋強迫性障害

 病気の象徴のようにも思われるこうした儀式だが、外からはなかなか分からないものもある。これは純粋強迫性障害と呼ばれ、一見して分かる儀式は行わない。しかし、これは最も重度な症状の1つで、患者は一般に自分のアイデンティティについて暗い心配や疑いを抱いている。

 例えば、赤信号で車を停止した人が、道路を渡る歩行者を見て、「アクセルを踏んだらどうなるだろうか?」と考える。普通の人ならふと浮かんだ考えに肩をすぼめて終わらせるだろうが、純粋強迫観念を持つ人は、自分がサイコパスなのではないかと疑い始める。

 患者は強迫衝動的に心の状態を”チェック”するために、似たような考えがまた浮かばないかとドライブに出たり、自分がシリアルキラーに共感するのではないかとホラー映画を見たりする。

 実際は、そうした妄想は患者の性格や行動とは真逆なのだが、本人は自分がサイコパスではないと確信を持つことができない。また人を傷つけようとする強迫観念が本心であると誤解されることを恐れ、病院に行くことができない。


自分の思考を自分のものと思えない

 神経科学の博士号を持つベストセラー作家サム・ハリスは、私たちは自分の思考の作家ではないと強調する。

 思考しているとき、紙に記述するか、新しい言葉を学んでいるのでもない限り、私たちは心に浮かぶ単語やイメージを意識的に選びはしない。

 そんなことをしていたら時間がかかって仕方がない。また思考や単語が心に浮かんだ理由も理解できない。それなのに人は自分の思考は自分のものだと感じている。では、強迫性障害の患者が思考を自分のものと思えない原因は何だろうか?


大脳基底核の不具合

 強迫性障害とよく関連づけられるのは大脳基底核(だいのうきていかく)という部分だ。これは大脳皮質の下に隠れており、それが間違いを犯さない限り、私たちはその存在に気づくこともない。

 大脳基底核は不随意運動を起こすような運動障害の文脈で最もよく理解されている。例えば、片側バリスムス(片側バリスム)という病気では、体の片側に激しく手足などを投げ出すような症状が現れる。このとき大脳基底核は視床という部分とうまく連携できていない。視床は随意運動を制御する運動皮質に信号を送り、大脳基底核、視床、大脳皮質のループを完了させる。しかし大脳基底核がうまく機能しない場合、随意運動を適切に開始し、停止することができなくなる。

 実は大脳基底核と視床は、運動皮質の他にも前頭前皮質ともループを形成する。前頭前皮質は計画・思考・意識に関連している。ということは、大脳基底核が望ましい思考を促進し、望ましくない思考は抑制するという役割を果たしているのかもしれない。

 こう考えると、強迫性障害は認知における片側バリスムスと言えるだろう。

 この説の証拠として、皮質の脳活動と大脳基底核の活動との相関は、強迫性障害患者と健康な人とでは違うことが挙げられる。さらに強迫性障害の症状は、視床下核という大脳基底核の一部を刺激することで改善する。重症度と刺激による改善のどちらも、視床下核における神経の発火に関連している。

 神経撮像で強迫性障害の患者と強迫性パーソナリティ障害の患者の大脳基底核を比較しても、この仮説の裏付けが得られる。どちらも強迫観念と衝動強迫があるが、後者の場合は侵入性の思考や儀式はなく、それが性格の一環として現れる。このことは大脳基底核がそれぞれの症状において異なる役割を果たしていることを示唆している。


我々が思考を制御しているのか?思考が我々を制御しているのか?

 私たちは考えや行動の手綱を自分できちんと握っていると考えたがるが、その黒幕は脳の中にいる。サム・ハリスは私たちが思考を制御できないことを挙げて、自由意志などないのだと論じている。

 脳が生物コンピューターであると見れば、ハリスは正しい。一方、哲学者で認知学者のダニエル・デネットは、自由意志を「欲しがる価値がある」と評する。つまり、思考や行動が自身のアイデンティティや主体性に一致したときの心地よさだというのだ。強迫性障害の患者はこの一致感を自力で味わえないということだ。
posted by gensou-choumazin at 13:53| Comment(0) | 心理学・メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする