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2015年07月13日

ガソリンを雑草や間伐材から作る






ガソリンを雑草や間伐材から作る

大地に緑をもたらす植物は光合成の際、大気から二酸化炭素(CO2)を取り込み、燃えたり腐って分解するときにCO2を出す。植物は大気中のCO2を地表に一時貯蔵するタンクとも言える。とすると、植物から燃料を作れば、燃える際に出るCO2は、もとは大気中にあったものだから、CO2収支はプラス・マイナスゼロ。一方、石油や石炭を燃やして出るCO2は大気にとって“純増”になる。

それなら石油より植物から作った燃料を使った方がよいということで、バイオ燃料の製造が盛んになってきた。最大の問題は原料だ。現在、トウモロコシの実や大豆、サトウキビから作られているが、これらは私たちの食べ物で、家畜飼料にもなっている。望ましいのは、利用価値が低い雑草や間伐材、人間や家畜が食べ物としないトウモロコシの茎やサトウキビの絞りかす、稲わらなどを原料に、高効率で(あまりエネルギーを投入せずに)安価に燃料を作ること。そのための技術開発に世界各国がしのぎを削っている。

製造法は何種類も知られていて、経済性に優れた製造技術もすでに見つかっているという。日本でも小規模ながら商業生産が始まっており、そうした現状もあわせて紹介する。


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近大マグロ、日本海でも…奄美から受精卵を空輸






近大マグロ、日本海でも…奄美から受精卵を空輸

2015年07月11日 17時41分

 クロマグロの完全養殖に世界で初めて成功した近畿大(大阪府東大阪市)は、富山県射水市海竜町の同大水産研究所富山実験場で、クロマグロの稚魚の飼育研究に挑む。

 同大はこれまで主に、太平洋側の和歌山県と鹿児島県・奄美大島のいけすで繁殖に取り組んでおり、日本海の海水を用いた水槽で育てるのは初めてとなる。

 近畿大によると、今月18日、奄美大島から直径約1ミリの受精卵約150万粒を空輸などで富山に運ぶ。搬入から2日ほどで、全長3ミリほどのクロマグロの稚魚が孵化する見通しだ。

 最初は、富山湾から海水を引き込んだ直径約6メートル、容量約30トンの水槽の中で育てる。1か月ほどたち、体長が6〜7センチまで順調に成長すれば、同大が所有する中で最大級の直径10メートル、容量約200トンの大型水槽に移し、飼育に取り組む予定だ。

 稚魚は体長10センチ以上になった時点で、大半を民間の養殖業者などに出荷するが、一部は水槽内でどれだけ成長するかを調べるため、飼育を続ける方針という。

 刺し身やすしなどで食され、日本人になじみ深いクロマグロは、乱獲によって産卵できる成魚の数が世界的に減少している。近畿大は、天然資源を守るとともに、マグロの安定供給を図るため、人工飼育で成魚に産卵させ、生まれた稚魚を育て、再び産卵させる「完全養殖」のサイクルに挑戦し、2002年に世界で初めて成功した。現在、太平洋側にある直径30メートル以上のいけすで、3〜4年かけて食用になる30〜60キロ・グラムの重さまで育てている。「近大マグロ」の愛称で出荷され、味にも定評がある。

 一方、日本海側の富山でクロマグロを飼育するのは初めてのため、課題もある。富山実験場の職員によると、豊富な雪解け水が流れ込む富山湾は、1年を通して海水温が低く、5月時点で比較すると和歌山県沖の太平洋より10度近く低い。水槽の温度を調整しながら育てる考えだが、日本海の海水がマグロの成長にどのような影響を及ぼすかは未知数だという。

 今回搬入される卵は約150万粒あるが、うまく餌を食べられなかったり、ある程度大きくなっても光に驚いて水槽に衝突して死んだりするケースもあり、成魚になるマグロは限られる。富山実験場の担当者は、「卵からいかにより多くのマグロを成長させられるか、腕の見せ所になる」と話している。
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2015年07月09日

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2015年06月21日

見えた!奇妙きてれつ量子の世界






見えた!奇妙きてれつ量子の世界

掲載日:2009年8月26日

物理学者アハラノフの名は知らなくても、「アハラノフ・ボーム効果」という言葉は聞いたことがあるかもしれない。1980年代、日立製作所の研究者である外村彰氏が検証に成功し、ノーベル賞級の成果として注目を集めた。50年前、この効果を量子力学の建設者の1人、ボームとともに予言したのが当時20代のアハラノフ氏(右は近影)だった。

後年、氏はもう1つの予言をした。これまで「決して見ることはできない。見たら壊れてしまう」と誰もが信じてきた量子の世界を、壊れないようにこっそり見る方法があるというのだ。これを「弱い測定」と呼ぶ。しかも、ある種の実験装置(干渉計)の中で起きている現象(左上はイメージ図)について、弱い測定を行うと、粒子が特定の場所に存在する確率が「マイナス1」になるという。

確率というのは、本来0と1の間の値しかとり得ず、その予言は一見不可解だが、このほど日本とカナダのチームがそれぞれ実験で確かめた。

量子力学の実像に迫る今回の特集は3本の記事で構成。第1部「存在確率マイナス1 天才アハラノフの予言」ではアハラノフ氏が疑問符を突きつけた今日の量子力学の“常識”について解説する。量子力学が語る世界とはどんなものか、なぜ見ることはできないと考えられるようになったのか、その歴史的経緯を振り返る。またアハラノフの予言を巡る近年の動きを紹介する。

第2部「宇宙の未来が決める現在」はアハラノフ氏へのインタビュー。量子力学の固定観念を覆した予言の詳細について本人が語っている。また、氏が提唱する弱い測定の概念は、量子力学と一般相対性理論を総合的に理解するための有力な手がかりになる。この点について、東京工業大学の細谷暁夫教授らに解説いただいた。

第3部「量子の“開かずの間”をのぞき見る」では、存在確率マイナス1を観測した実験について、当事者である大阪大学の井元信之教授(左下)らに寄稿いただいた。
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